愛する人がいるなら、その人のために、考えを共にしたい、合わせたいと思うことが愛だと思います。
しかし、人は、相手に考えを合わせようとするのではなく、自分の考えを理解してほしいとばかり思いがちです。
自分を理解してくれる人がきっといる。そう希望を持つことは大事な事です。
だけど、自分勝手な人を誰も愛したいとは思いません。
愛とは、相手が、自分の考えをくみ取ってくれるなら、自分も相手の考えをくみ取るべきです。それが、愛です。
愛は、何度も言うように、片方だけがどんなに熱くても、片方が冷めているなら、いずれ、いや、すぐにでも冷めてしまいます。
愛の世界は、対になって全て成り立っているのです。
愛は、どこまでも尊く、美しく、高貴なものです。だから、こそ、全く闇がなく、清く、美しいものなのです。
その美しいものに、そのどこまでも尊い愛に近づけること。それ自体がありがたいと思えること。それ自体が愛だと思います。
心を清めれれば、神様に近づける、それがうれしい。そして、主もそういう人をたくさん作りたい。自分と同じ考えを持とうと努力して、近づいてくれる存在を嬉しく思わない人はいません。それは主も同じなのです。